2010年09月21日

家庭教師のアイル「告白」

やっと涼しい季節到来かと思いきや
本日は猛暑日。
とは言うものの、35℃超えに慣れたお陰(?)か
随分と楽な気候になりましたね。

秋がやってきますよー、読書の秋が。
秋の夜長、読書しましょう♪

私がお薦めする本は、この夏映画でも話題になった湊かなえ著の「告白」です。
私は映画の方は見ていませんが、本の方は面白かったです。

話は、とある中学校の教室、
担任の女性教師の告白から始まります。
恐らくこの最初の章が、この本の最大の見せ場です。
静かにごくごく普通の感じで語る、恐ろしい告白、
最後にゾッとします。
淡々とした口調が余計に恐ろしいのです。

一見、現実離れした印象ともとれる内容なのですが
この今の日本の社会にとって妙に現実を感じる話しです。
深いようで浅はか、
浅いようでじつはとてもディープな思春期の子どもの心の闇を
とてもリアルに表現しています。
浅さと深さが混在する思春期ゆえにおきた悲劇。
正直、他人事とは思えない所にも恐怖を感じます。

面白いのは、各章ごとに話し手が変わるという点。
一人称の対象が変わる事で、1つの事柄が様々な角度で読めるというのは
とても面白いです。

そして問題のラストシーン。
これにかんしては賛否両論、むしろ反対派の意見をよく聞きましたが
私は100%の気持ちで批判はできませんでした。
一人の人間として、そして子どもの母親として
理論だけではどうにもならない事ってあると思うのです。

映画も大好評でしたが、本はより読み手の想像力をかきたてます。
是非是非手にとってみてください。


posted by 家庭教師のアイル at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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